アシカとアザラシ、トドとセイウチ、オタリアとアシカ、、、。
ひれあし類って名前だけだとかなり紛らわしくて、見分けもつかないかなと思います。
一言で言えば、全部ひれあし類なので正解です!

ゴマフアザラシ
アシカかアザラシかが分かるだけでも実はすごい、でも種類まで分かる人は、、、?
トド
大きな牙が目立つこの子はトド?セイウチ?それとも、、、?



今回はそれぞれの特徴と違い、見分け方を現役飼育員のももこんちょが解説していきます。
これを読めばひれあし類のそれぞれの違いや見分け方を覚えれますよ!

アザラシ、アシカ、セイウチが基本の3グループ

まずひれあし類と呼ばれているのはアザラシ科、アシカ科、セイウチ科の3つのグループに属している生き物です。

アシカ、アザラシ、セイウチ
左がアザラシ、右がアシカ、真ん中がセイウチ。



そもそも「ひれあし類」って何?と思った方はこちらをチェック↓


ゴマフアザラシ、トド、セイウチ、オタリアなどはそれぞれの種の名前です。
アザラシ科は19種、アシカ科は15種いて、セイウチ科はセイウチ1種しかいません。
それぞれの種類一覧はこちらをチェック↓



セイウチは大きな牙が目立つので一目で違うことが分かりますが、アシカとアザラシちょっと似ています。
実は泳ぎ方と耳たぶを見れば簡単に見分けることができます。

アシカとアザラシ
左がアシカで右がアザラシ。耳たぶと前足で実は簡単に見分けることができる。


アシカとアザラシの違いはこちらをチェック

ちなみにアシカとアザラシは英語だととても紛らわしい表現になっています。
海外ではどっちも「seal」 (直訳だとアザラシ)で表現されることがあります。
その理由や見分け方はこちらをチェック↓


オットセイは、アシカのさらに細かいグループ

ときどきアシカショーにも出ているオットセイですが、オットセイはアシカの仲間です。

アシカとオットセイ
左がアシカで右がオットセイ。どちらも同じグループに属しているが体毛のつくりが違う。


アザラシ科だと、ゼニガタアザラシやゴマフアザラシのように全種「アザラシ」ついているので一目でアザラシだということがわかります。
ただ、アシカ科の仲間になると、一部の種類が「オットセイ」と呼ばれるので混乱してしまいますね。
オットセイはアシカの中でも毛皮が発達している種類で、より冷たい海でも暮らしやすい体のつくりになっています。
もっと詳しく知りたい方かたはこちら


アザラシは模様で見分けられることが多い

ここまで来たら残っているのは、それぞれの種類の違いです。
アザラシの場合は体の模様が、名前の由来になっていることが多いので見分けやすいです。

ゼニガタアザラシとワモンアザラシ
左がゼニガタアザラシで右がワモンアザラシ。どちらも体に輪っかの模様があるが、、、?


似た模様のゼニガタアザラシとワモンアザラシの見分け方はこちらで紹介しています↓


アシカの名前は分かりにくい

アシカ科の種類には「アシカ」とも「オットセイ」ともつかない種類がいるのでとても紛らわしいです。
それが「トド」や「オタリア」

トドとオタリア
左がトドで右がオタリア。見分けるポイントは体の色と大きさ、そしてたてがみ。


どちらも立派なアシカの仲間なのですが、それぞれ変わった経緯で名前がついたためわかりにくくなっています。
こちらで詳しく紹介しています↓


セイウチとトドは全く違う種類

最後に、実際で水族館で働いているとよく質問されるのが「セイウチとトドは何が違うの?」です。
こまで記事を読んでくれた人はもう答えが分かりますよね、全く違う種類なんです。
でも、どちらも尖った歯と大きな体が印象的なので、ついつい混じってしまうのかもしれませんね。

セイウチとトド
左がセイウチで右がトド。一番の見分けポイントはキバの大きさ。


セイウチとトドの違いはこちらで詳しく紹介しています↓



いかがだったでしょうか?
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