ここで会えたひれあし類


過去の記事で言葉が分かるトドについての論文を紹介しました。
ついに、ようやくそのトドに会いに行くことができました!
トドの知能の高さを目の当たりにして、ひれあし類のまだ知られざる能力を感じることができました。
また城崎マリンワールドにはトド以外にもひれあし類にたくさん出会うことができ、みなさんにもぜひ行っていただきたい場所だと思いました!

それでは紹介していきましょう!
まずはトドプールへ直行
やっぱり最初はトドに会いに行きたいですよね。
トドがいるのは本館である、水族館「シーズー」を抜けた先です。

巨大な岩場と滝が目を引く展示場ではトドたちが悠々と暮らしていました。

そしていました、、、言葉が分かるトド「ハマ」です!

とてもきれいな顔立ちをしていて、あちこち動き回る活発さがひと際目立ちました。
トドのダイビングは圧巻!ハマとのコミュニケーションも見れる。
毎日行われるプログラム「トドのダイビング」ではトドの給餌解説を見ることができます。
解説中に大きなトドたちが岩山を登ってダイビング!2階席まで水しぶきが飛んできました。

そしてハマとトレーナーとのコミュニケーションも見ることができました。
トレーナーが出した声だけの合図で様々な種目を披露するハマ。
聞き分けることができる合図は約50種もあるそうです。
私自身水族館でトレーナーをしていますが、手ぶりの合図と違って音声で伝えるのはすごく難しい、、、しかも動きのシルエットと違って生き物がどれぐらい音を認識できてるかを実験しながら伝えていくのはトレーナーの技術も求められます。
とても興味深い取り組みをされている城崎マリンワールドさんはこれからも目が離せませんね!
トド以外にも、アシカ、アザラシ、セイウチに会える!
実は城崎マリンワールドは全てのひれあし類(アシカ、アザラシ、セイウチ)に会える施設なんです!
まずはトドと同じアシカの仲間、カリフォルニアアシカから。
水深があるプールでとても元気よく泳いでいました。
帽子など、ゆらゆら揺れるものに興味を持って近付いて来てくれました。
同じプールにはゼニガタアザラシが。

日本のゼニガタアザラシは、若い頃は古銭型の模様をしています。
ですが、高齢になると模様が抜けて、まるでゴマフアザラシのようにも見えます。

ぜひこれからも長生きしてほしいですね。
トドのエリアの隣には、ゴマフアザラシが展示されていました。
お客さんが歩いただけで、こちらにも来てくれました。

給餌以外の時間とかに、しっかりトレーナーさんがコミュニケーションを取ってるから、人への好奇心が芽生えていくのではないかと思います。
生き物を通じてスタッフさんたちの熱心さが伝わってくる施設です。
プログラム「アザラシのロッククライミング」ではアザラシたちの給餌解説を見ることができます。
トドとはまた違ったもちもちとした動きに癒されつつも、その隠された身体能力を間近で見ることができます。

セイウチにも会えた、、、が?
セイウチは館内の水槽で見ることができます。

プログラム「イルカアシカショー」ではセイウチのパフォーマンスを見ることができますが、今回は時間が間に合わず見ることができませんでした、、、。
ぜひまた遊びに行って、城崎マリンワールドの魅力をお届けしたいと思います。
いかがだったでしょうか?
城崎マリンワールドはとても数時間では見切れないぐらい充実していて、私もまた改めて訪問したいと思います。
ぜひみなさんも遊びに行ってくださいね!
城崎マリンワールドの動画はこちら