ここで会えたひれあし類



今回は7月上旬に訪問した、オーストラリア・アデレード動物園の紹介です!
オーストラリアには日本では見れない貴重なひれあし類が暮らしています。
7月に10日間ほど南オーストラリアのアデレードやメルボルンに行って、動物園や博物館、現地の様子を取材したので、順番に紹介していきます。
(ちなみに7月のオーストラリアが真冬なのを出発直前まで忘れていたのはナイショです。)

オーストラリアは景色が最高!食べ物もおいしくておすすめの国です。



アデレード動物園はアデレード市の中心部の北部にある動物園で、オーストラリア国内では2番目に歴史のある施設です(1883年開園)。
オーストラリアのもととなったゴンドワナ大陸に関連した地域(オーストラリア、南アメリカ、インド、アフリカ、東南アジア)に生息する生物を中心とした展示をしています。

アデレード動物園の入り口。入園料は大人42.5ドル(約4000円)。



最短距離でオーストラリアアシカのもとへ!

アシカがいる場所は一番奥のエリアになります。
アデレード動物園はそんなに大きくない施設(敷地面積は上野動物園の半分ほど)ですが、迷わないように急いで行きます。

入園したらメインストリートを真っすぐ進んで、、、
最初にいきなりオーストラリアでは有名なフェアリーペンギンの素晴らしい展示が見えますが、今は立ち止まらず行きます。

メインストリート両脇にも展示がある。わき目を振ることなく進みます!



軽食コーナーやディンゴがいる広場を右折します。
人懐っこい(?)ディンゴが柵近くまで寄ってきてアピールしてきますが、ここで立ち止まるわけにはいかないです。

ディンゴがご近所の犬のように走ってくるが、この誘惑に負けてはいけない。



さらにメインストリートをすすむと、ヒクイドリがいたり、パンダへの道がありますが、アシカに会いたい真っすぐな思いのままに真っすぐ進みます。

日本ではほとんど見れないヒクイドリ!でも今は後回し。

その先の階段を降りるとオーストラリアアシカのエリアに到着です!

自然を再現した展示

最初に見えたのは大きな解説パネル。
オーストラリアアシカの基礎的な生態について紹介されていました。

大きな看板なので見落とすことはない。



そして、、、いた!オーストラリアアシカ!

念願のオーストラリアアシカ!こちらはメス。丸いお尻が可愛い…!



ここではオスとメスが1頭ずつ飼育展示されていました。
メスはすらっとした頭に丸い胴体、そして短いヒレが特徴的でした。
そしてオスは意外と頭が大きかったです。

こちらはオス。後頭部が張り出しているのが特徴。



プールは左右に伸びるひょうたん型になっていて、アシカ達は互いに距離を取って休んでいました。
お互いに遊ぶような関係ではないようですね。

展示エリア外観。ほぼ全面ガラスですっきりしている。
陸場には海岸を再現するように石が埋め込まれていた。

基本的に水中にいることが多かったです。

オスのオーストラリアアシカ。水中にいることが多いので見つけるのが難しかった。
こちらも同じオスのオーストラリアアシカ。なぜか舌を出して泳いでいた。
メスは若干白内障になっていたが、住み慣れたプールをゆったり泳いでいた。



解説も見ることができました!
自動音声で解説が流れている間に、給餌をするタイプでした。

解説中は頻繁に上陸する。こちらはメスのオーストラリアアシカ。
目薬をしていました。
解説中はいくつか種目もしていた。

解説後はスタッフが観覧側に出てきて自由に質問ができました。

オーストラリアアシカの様子はYoutubeでも紹介しています!


可愛すぎるオーストラリアアシカグッズをゲット!

他の展示を見る前に、入口横にあるショップを見に行きます。
アシカのグッズはキーホルダー、ノート、ナップサックの3つがありました。

アシカの可愛い顔がプリントされたノートとカバン。木製キーホルダーにはアシカの絵が掘られている。



個人的にはノートとナップサックが最高!
オーストラリアは自国の生き物を大切にしていることもあり、固有種の生き物をデザインしたグッズがたくさんありました。
デザインには「Sea lion」とだけありますが、色合い的には完全にオーストラリアアシカです。

ノートは取材したときのメモとして、ナップサックは宿泊先でお風呂道具を入れるのに使っています。
これからの旅先のお供に大活躍すること間違いなし!

こちらのグッズは動物園オリジナルではなく、「Gilli」という会社が製作しているようです。
公式HP  から購入できるようなので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね!

他の展示も見に行きます

グッズもゲットしたので、今度はアシカ以外の展示を見に行きます。

まるで野生の様子を見ているような、きれいな植生の中のペンギンを見ることができた。



動物園で一番推しているのはなんと「パンダ」でした(笑)
違う大陸から生き物を入れるのは労力的にも法律的にも難しいみたいなので、その分力をいれて推しているのだと思います。

パンダ館は最も大きな建物で豪勢な作りになっていた。
が、肝心のパンダは映り込みが凄くて何も見えなかった、、、。



もちろんオーストラリア固有の生き物も多く展示されていました。

可愛らしいワラビーがたくさん展示されていた。写真映えする展示だった。
ウォンバットは予想より子豚のような姿だった。ずっと穴掘り行動をしていた。
コアラは地域によって大きさが違うようで、南オーストラリアの個体はかなり大柄だった。



いかがだったでしょうか?
アデレード動物園は市街地からのアクセスもよく、またアデレード自体が観光地でもあるので日本から行くのにとてもおすすめの場所です!
超貴重なオーストラリアアシカに会いに、ぜひ行って見てくださいね!