ここで会えたひれあし類

みなさんはアザラシの交尾を見たことがありますか?
実はアザラシは年に1回しか繁殖期がなく、かつ交尾の回数も限られているのでその場面に出くわすことは滅多にありません。
なんと、3月中旬に新江ノ島水族館に遊びに行ったときにゴマフアザラシの交尾に立ち会うことができたので紹介します。
ひれあし類のエリアは館内最奥。とにかく進む。
新江ノ島水族館は地元の海を中心とした海の生き物約540種(全国トップ10に入るぐらい)を展示しています。
ひれあし類のエリアの前にはゆらゆら美しく漂うクラゲエリアや、テレビでもよく取り上げられる「映え」確実の相模湾大水槽など大人気エリアが続きますがいつも通りさくさくと進みます。
最奥のイルカショープールの手前にゴマフアザラシのエリアがあります。


ゴマフアザラシの水槽は二つに仕切られており、手前はオトナのオスとメス1頭ずつ、奥はオトナのメスと昨年生まれのそのコドモがいました。

新江ノ島水族館では2024年に初めてゴマフアザラシの繁殖に成功しています。
恐らく新しい組み合わせでの繁殖を目指しているのでしょう。

実際手前のプールのオスは繁殖期特有の「ドッドッド」という胸を動かして出す鳴き声が聞こえたので、そろそろ交尾期かな、、、と思っていました。
すると!
突然始まった交尾
すると突然オスがメスを追いかけ初めて、交尾を始めました。
この日は小雨だったこともあり館内には大勢のお客さんが、、、。
飼育スタッフさんも駆けつけてみんなで見守りました。

交尾はオスがメスを追いかける→後ろに回り込んで抱き着く(首にかみつくことも)→生殖器を一気に挿入→しばらく静止(と言ってもメスはじっとしないので抱き着いたまま一緒に泳ぐ)といった流れで行われます。
私も働いていた水族館でアザラシを担当していましたが、若い個体(だけとは限りませんが)とかだと交尾がうまくできないことがあります。
1時間以上の交尾の中ではうまく生殖器が挿入っているときとそうでない時がありました。
時々見える巨大な生殖器、500mlのペットボトルぐらいは余裕であります。

雌が離れると縮んでしまわれていくのですが、よく入るなぁと感心してしまいます。
無事交尾ができていれば秋ごろに着床(アザラシは受精してもしばらく着床しないのです)、来年の春先に出産するのでこれは期待が高まりますね!
交尾の様子はYoutubeでも紹介しています↓
展示されてないオットセイにも遭遇!隠されたお散歩エリアも要チェック
アザラシ達が落ち着いている間にイルカショーも見に行きました。
数年前はオットセイも出てくるシナリオでしたが、今はイルカのみの内容になっていました。
新江ノ島水族館ではアシカ科の展示エリアがないので、イルカショーが確実に見れる場所だったので個人的には少し残念。
でもシナリオベースではなく、その時々のイルカの様子に合わせた種目構成で進められるショーは大盛り上がりでした。

ショー終了後に向かって左のサブプールへ向かいます。
ここは2005年まではミナミゾウアザラシが暮らしていた場所です。
なんとプール横の柱にはミナミゾウアザラシの等身大パネルが貼られてました。


実物を見たかったな~と浸っているとプールの端の通路に突然ミナミアメリカオットセイが!

今回は会えないかなと思っていたので、慌ててカメラを構えます。
どうやら普段はこのあたりでトレーニングをしているみたいです。

日によってはオタリア(今回は会えなかった)も出てくることもあるみたいなので、ぜひこの穴場もチェックして見てください。
ちなみに新江ノ島水族館では昨年オットセイも初めての繁殖に成功しています。
いつかこの通路にもオットセイのチビちゃんが歩いてくれることを期待しましょう。
いかがだったでしょうか?
本当は売店やフードコートのひれあしアイテムも紹介したかったのですが、新江ノ島水族館は本当に見どころが多く時間が足りませんでした。
私もまた遊びに行って紹介していきますが、ぜひ皆さんもアザラシ達に会いに行ってくださいね。