ここで会えたひれあし類

今回はオーストラリア・メルボルンにあるメルボルン動物園の紹介です。
メルボルン動物園は1862年に開園したオーストラリア国内最古の施設です。
市内中心部からとても近く、電車の最寄り駅から徒歩10分ぐらいにあるので、観光地スポットとしてもおすすめです。
メルボルン動物園の外観。歴史ある動物園だが古い感じはしなかった。
最短でオットセイのエリアに行く
メルボルン動物園はメインストリートやその先の広場から枝分かれするように各展示エリアがあります。
オットセイがいるのは広場のすぐ隣にある「WILD SEA」なので、まずはメインストリートを真っすぐ進みます。
ゾウのモニュメントがお出迎え、その後ろの道をまっすぐ進む。広場に行くと看板があるのでわかりやすいです。
海の生き物エリアへの道。この先にオットセイがいる。
WILD SEAはその名の通り海の生き物を集めたエリアで、前半は海岸を再現したような砂浜が続いていました。
海岸風の通路にはオットセイの像がたくさん。気分が上がってくる!
その通路ではさりげなく海洋プラスチックの解説もしていた。とても素晴らしい展示。
その先には魚の水槽も、
魚たちがいたが、足早にオットセイプールに向かいました。
そしてこの大きな建物がオットセイプールがある施設です!
早速入りましょう!
いざ、出発!
トラブルに見舞われるも、、、
中に入ると早速大きな水槽が!胸が高鳴ります!
日本でもここまで大きなひれあし水槽はないんじゃないでしょうか?
イルカも飼えそうなぐらい水深も奥行きもあるプールだった。オットセイはオーストラリアオットセイが1頭、ニュージーランドオットセイが2頭いるようです(ここでは「ロングノーズオットセイ」と表記されてました)。
2種3頭のオットセイたち、どこだどこだ、、、!
でも、潜水中のスタッフしかいませんね、いやな予感が、、、(汗)
近くのスタッフに聞いてみたら、なんと、「今日は大水槽の掃除をするから夕方まで展示しない予定」と言われてしまいました、、、。
この時は膝から崩れ落ちて、何もする気がなくなりましたね、帰国したかったです(涙)
とりあえずもうやることが無くなったので、エリアをウロウロします。
漂着したオットセイのレスキューに関する展示。本物のオットセイが見たかったよ、、、。外に出るスロープを抜けて周りを見ると、そこには小さいプールがあって、、、
予備の飼育エリアかな、っと見ていたら、、、!?オットセイいる!!!!
あ、あなたは!見れないって言われて諦めていたよ!
ちゃんといる!!!!
予備プールで展示していました。
よかった!本当によかった!
こちらがオーストラリアオットセイ。まるでアシカのようにつるんとした毛並みが特徴です。
オーストラリアオットセイはまるで毛が生えていないような、つるんとした体形。でも顔つきはオットセイ。
こちらはニュージーランドオットセイ(ロングノーズオットセイ)。
体毛が長くて毛皮がふさふさしています。
そして別名の通り鼻がスラっと長いのが特徴でした。
長い鼻、そして長い体毛がニュージーランドオットセイの特徴。トレーニングを見ることもできました!
ニュージーランドオットセイのトレーニングが始まりました。
ニュージーランドオットセイ。ずっと見ていたら近くまで連れてきてくれました!
十字マークにタッチする練習してました。何かする予定なのかな?
こちらはオーストラリアオットセイ。トレーナーさん、足元は完全防備でした。
噛む個体なのかな?と思いましたが、全くそんなことありませんでした。これは眼のエコー練習。とっても上手でした!
トレーニング途中でプールに吐き出したエサ。イカや小魚をほぼ丸ごとあげていた。
時間をかけて、丁寧に健康チェックをしているのが印象的でした。
他にも定位置でじっと待たせるトレーニングも多くやってました。
グッズが最高すぎる!ただし営業時間に注意!
グッズショップは出入り口付近にある大きなお店と、各エリアに小さなお店があります。
出入り口の大きなショップでは開園中は営業しているようですが、小さなショップはどうやら時間が異なるようです。
最初に訪問した時は閉まっていましたが、昼過ぎにもう一度訪れたときには営業していました。
WILD SEAエリア奥にあるショップ。朝閉まっていた時はとてもショックでした(笑)。
WILD SEAエリアのショップには海の生き物グッズがたくさんありました。
もちろんひれあしグッズもゲットしましたよ!
たくさんありました!一押しは写真右下のバンダナ、よく見るとアシカが泳ぎ回っているイラストになっています!
実際使ってみると、一目でアシカだとはわからないのですが(笑)
普段着にそっとひれあし類を仕込めるので大切に使っていきたいと思います。
まるで水中でアシカの群れを眺めているような、そんな素敵なデザインでした。
他にも竹でできたブローチがありました。
なんとオーストラリアアシカのデザインがありました。
メルボルン動物園にはオットセイアシカはいませんが思わずゲット。

先日訪問したアデレード動物園では、オーストラリアアシカがプリントされたバックとノートを購入しましたが、こういう身に着けるものも欲しいなーと思っていました。
ネットで検索すると、どうやら(私の推しアザラシの)ヒョウアザラシのブローチもあるようなので、今度買ってみようと思います。
もう一度大水槽に戻ると、、、
なんやかんやオットセイたちに会って、グッズもゲットできて機嫌が良くなったので、もう一度大水槽まで戻ります。
昼過ぎに行って見たら、アレ?
オーストラリアオットセイ。大水槽に行ったら泳いできてくれた。
戻ってきてる!!!!
予定が変わったのか、全頭が大水槽で泳いでいました。
あぁ、やっぱり想像してた通り、いや想像以上の美しさ、、、
きれいになった大水槽を飛ぶように泳ぎ回る。
エサ入りのおもちゃに集まるオットセイたち。
オーストラリアオットセイは好奇心旺盛なのか、ずっと子供たちと遊んでいました。
オーストラリアオットセイ。子どもたちの前で遊んでいた。
水上エリアに移動すると、ちょうど解説を始めるそうです!
なんという奇跡!
水上部分は岩場+波が出る使用になっていた!こんな水槽見たことない。解説中は一頭だけ給餌しながら生態紹介をする、というものでした。
この時はニュージーランドオットセイの紹介。
その岩場を登っては降りていく。オットセイらしい動きでいきなり驚いた。解説中は大水槽にある岩場を縦横無尽にオットセイが移動していました。
最初のトレーニングはこの時のためだったんですね。
ニュージーランドオットセイ。水にぬれた毛皮が美しい。
遠く離れたトレーナーからのサインもしっかり見ていた。解説が終わるとまた3頭で泳ぎ始めます。
なんとこの水槽には造波装置(しかも強力)が付いているようで、かなりの勢いで水面がうごめいていました。
本当に野生のオットセイに出会ったような、そんな気持ちになりました。
他の展示も見てみます
かなりのハプニングがありましたが、オットセイたちを堪能することができたので、他のエリアも周ります。
他のエリアでは超巨大なゾウの展示が目を引きました。
現地、タイの様子を再現しているようですが、リアルすぎて写真をほとんど取り忘れてしまいました。
ゾウのエリアは全体が現地タイの村を再現していた。すごい作り込みで撮影をすっかり忘れていた。
またここではカモノハシが見れます。
カモノハシはオーストラリアの生き物の中でも超貴重な種類で、飼育展示施設自体あまり多くありません。
展示していても、真っ暗な部屋で飼育(夜行性だから)しているのでその姿を見ることはほとんどできません。
ですがここでは明るい照明で展示しているので、カモノハシをゆっくり見ることができました。
ゆっくり見れるが、カメラマン泣かせの超高速移動をしていました。
他にも面白そうな展示エリアは多かったです。
タスマニアンデビル。あたたかな日差しの中でくつろいでいた。
オーストラリア固有種であるエリマキトカゲも展示されていた。
これは環境にやさしい商品かをバーコードをスキャンして見れる展示。私たちが普通に使っている製品も多く並んでいて驚いた。いかがだったでしょうか!
ぜひ皆さんもメルボルン動物園に行って見てくださいねー!