カリフォルニア州・モントレー市は西海岸でも特に人気の観光地なんです。
町中で野生のアザラシやアシカに会うこともできるので、今回は市街地の紹介をしていきますよ!

サンフランシスコ国際空港からバスで移動します

日本からモントレーに行くには、サンフランシスコ国際空港からバスで行くのがおすすめです。
(モントレーにも空港はありますが、日本からの直通便がありません。)
サンフランシスコ国際空港ならサンフランシスコ市街地にもすぐ行けるので、そちらを観光するにも便利だと思います。

のんびり景色を眺めながら向かおう。

バスは「モントレーシャトル」がおすすめで、事前にウェブサイトから予約・支払いしておくと安心だと思います。
シャトルの予約については、「地球の歩き方 web」さんが公開している「モントレーシャトル(Monterey Shuttle)」のページがとても参考になりました。

空港からモントレー市街へは2時間半ほどで到着します。

歩いて探索する

今回の訪問では朝一番にモントレー入りしたので、まずは朝ごはんです!
せっかくなら海が見えるところで食べたい、、、。
海岸沿いを歩いているとホテルに併設されたカフェを見つけたので、入ってみました。

海岸沿いは遊歩道になっていて、歩きやすい。
歩いているときに偶然出会ったお店に入るのも、旅行の楽しみ。

オーシャンビューのテラスでいただくコーヒーとパンがとにかくおいしくて、、、
景色も「最高」としか言いようがありません。
海に何か見えるので、朝ごはんを終えたら海岸に降りて観察します。

世界一美味しい朝ごはんだった。

ゼニガタアザラシ、アシカ、ラッコ、ペリカンに遭遇!

海岸にはジャイアントケルプが流れ着いていました。
この巨大な海藻が豊かな海を支えています。

美しい眺め。天気も最高だった。

そして海を見てみると、、、
なんと野生のラッコでした!

一瞬海藻に絡まったゴミに見えた。何か持っている?

海藻に巻き付いて休みつつ、エサを食べていました。
遠くて写真ではよくわからないですね。

恐らくカニを食べている。

写真は撮れませんでしたが、カリフォルニアアシカが魚を捕まえているのも見ることができました。

画面中央はラッコ、その奥に顔だけ出しているのがカリフォルニアアシカ。
日本では想像できないが、ここではペリカンも普通に見ることができる。

できれば双眼鏡を持参するのがいいと思います。
モントレーベイ水族館内のデッキでは、解説員が双眼鏡を貸してくれるのでそこで観察するのがいいと思います。

モントレーベイ水族館のデッキ。ここからでも野生動物を見ることができる。

運が良ければ目の前に生き物が来ることがあります。

今回の訪問ではなんとゼニガタアザラシが目の前の岩場で休んでいました。

歩いていけるぐらいの距離にアザラシがいた。

ゼニガタアザラシの英名はHarbor seal(港のアザラシ)です。
日本だと全然港にはいないのですが、こちらではヨットが停泊する港にたくさんいます。

目の前の海にはたくさんの船が停泊している。ここでは人の暮らしとアザラシが共存している。
海岸沿いの遊歩道には、ここで見られる野生動物の解説パネルもある。

日本のアザラシとは模様が違う

そして注目なのが、体の模様です。
日本ではゼニガタ(銭形)アザラシの名前の通り、体に輪っかの模様がたくさんあります。

日本で見られるゼニガタアザラシ。黒色の体色に白い輪の模様がある。

ですが、海外のゼニガタアザラシは輪っかの模様じゃない個体の方が多いそうです。
どう見てもゴマフアザラシ、、、

モントレーに暮らす野生のゼニガタアザラシ。模様だけみればゴマフアザラシと変わらない。

モントレーにはゼニガタアザラシしかいませんが、もっと北の方にはゴマフアザラシもいます。
現地の人はちゃんと見分けられるのでしょうか?
日本人の私には自信がありません、、、。

どちらも野生のゼニガタアザラシ。ここには日本と同じ銭形模様の個体もいる。

他にも観光スポットがたくさん

今回は生き物の紹介がメインでしたが、モントレー市街地は建物が美しく歩いているだけでも十分楽しめます。

会社の建物もおしゃれな街の雰囲気を作っている。
とにかく眺めがいいので、海を見ながらのんびりするのもいい。
ホエールウォッチングもおすすめ。運が良ければ陸からも見れるらしい。

シーフードが有名なので、市場を巡ったりお店で食べてみてもいいですね。

カキやカニが特に美味しかった。

今までの投稿ではアメリカの西海岸で出会ったひれあし類の紹介をしてきましたが、これが最後の投稿です。
1週間ほどアメリカに滞在して、カリフォルニアアシカ、ゼニガタアザラシ、キタゾウアザラシに出会うことができました。
また絶対に行って、みなさんにも紹介できればと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!