2つ目の水族館は、長崎県長崎市にある「長崎ペンギン水族館」です。

水族館外観。早速ペンギンがお出迎えしてくれた。

名前の通りとにかくペンギン推しなので、ひれあし類はいません。ですが、ペンギンは全部でなんと9種類も見れます!(全国的には1種だけの施設も多い)

どうやら長崎は江戸時代から全国でも有数の捕鯨基地があったそうです。その船によって沢山のペンギンが長崎に持ち込まれたことが、現在の長崎ペンギン水族館の展示テーマへと繋がっています。

ひれあし類や鯨類など大型生物がいないためか、入館料は大人520円と激安でした笑

水族館に入って最初はペンギン、、、ではなくカタクチイワシ。餌になる生き物から展示するとは面白い流れですね。

イワシはペンギンだけでなく、さまざまな生き物の命を支えている。
イワシはペンギンだけでなく、さまざまな生き物の命を支えている。

少し進むと大水槽にペンギンが!この水槽では極地の寒い地域に生息する5種のペンギンを見ることができます。

水深はなんと4mもある!
水深はなんと4mもある!

大きな水槽をペンギン達が優雅に泳いでます。

なんとこの水槽、2階からも見れます。

陸場にはたくさんのペンギンが、、、。
陸場にはたくさんのペンギンが、、、。

こうやって見ると、ペンギンにもいろんな大きさや見た目があるんだなと、さまざまな発見もありました。歩いたり、泳いだりなど、いろいろな行動を見せてくれました。

こちらはキングペンギン。
こちらはキングペンギン。
キタイワトビペンギンのペア。
キタイワトビペンギンのペア。
ヒゲペンギンは日本では2施設でしか見れない貴重な種類。
ヒゲペンギンは日本では2施設でしか見れない貴重な種類。

ちょうど給餌も見ることができました。飼育員さんが1羽1羽見分けながら手渡しで魚を与えてました。2人の飼育員さんに沢山のペンギン達がワラワラとついていって、大名行列のようでした笑

1羽ずつ状態を見ながら手渡しで与えていた。
1羽ずつ状態を見ながら手渡しで与えていた。

ペンギン大水槽の後ろには地元の海を中心とした魚が展示されてました。

ペンギンがメインの水族館だが、魚の展示も多かった。
ペンギンがメインの水族館だが、魚の展示も多かった。

ペンギンの標本があるエリアではペンギンの卵や剥製が展示されてました。

後ろはコウテイペンギン、手前がキングペンギン。よく間違えられるがこうしてみると大きさが全然違う。
後ろはコウテイペンギン、手前がキングペンギン。よく間違えられるがこうしてみると大きさが全然違う。

よく見ると、ペンギンの天敵としてアザラシのイラストも(恐らくヒョウアザラシですね)。捕食シーンは動画では見たことがありますが、こんなに羽も骨もしっかりとしたペンギンを食べるなんて、ちょっと想像できないですよね。

ペンギンは天敵から逃げるためにイルカ泳ぎをすることがある。
ペンギンは天敵から逃げるためにイルカ泳ぎをすることがある。

外には温暖な地域に生息するペンギンがいます。

まるでペンギンの生息地に降り立ったような気持ちになれる。
まるでペンギンの生息地に降り立ったような気持ちになれる。

耳を澄ますとペンギンの鳴き声が聞こえてきました、独特なペンギン臭も、、、笑

館内の1番奥にいたフェアリーペンギンは、最も小型のペンギンだそうです。

フェアリーはペンギンの中で一番原始的な種類らしい。確かに顔立ちも他のペンギンとは違うような、、、?
フェアリーはペンギンの中で一番原始的な種類らしい。確かに顔立ちも他のペンギンとは違うような、、、?

来訪時は鳥インフルエンザ対策で中止していましたが、普段は館内を通ってペンギン達が外のビーチまで歩いていくイベントも行われているそうです。また機会があればイベント開催時に行きたいですね。

この道を通って、外のビーチまでペンギンが歩いていくらしい。
この道を通って、外のビーチまでペンギンが歩いていくらしい。

日本では水族館の人気者、でも野生下では時にひれあし類と命を懸けた戦いをするペンギン達。その生態を学ぶことができました!

ぜひみなさんも長崎ペンギン水族館でペンギンパラダイスをしてみてはいかがでしょうか?